saunterer

Railtrip Landscape History

鎌倉・薬師堂ヶ谷の、覚園寺



鎌倉の路地裏、民家の塀に広がる、
葉っぱの赤い彩り。


PB000807


今年は寒くなるのが早かったわりに、
鎌倉の紅葉の季節は、まだもう少しさきのようです。

この週末、赤い葉っぱを見かけたのは、この路地裏だけだったし、
イチョウの木は、ほんのり黄色くなり始めたばかりでした。

私は、鎌倉駅から、幕府の路地を抜けて、大蔵へ。
六浦道に入り、岐かれ道を左へ曲がると、鎌倉宮に着きます。

さらに、鎌倉宮から北西へ向かう道を歩きました。
薬師堂ヶ谷と呼ばれる、谷の底を伸びる道です。

この薬師堂ヶ谷の奥深くには、
覚園寺(かくおんじ)があります。


PB000808





地形図を見ると、薬師堂ヶ谷は、縦に細長い谷であることが分かります。
鎌倉宮からでも、覚園寺まで10分弱くらいかかりましたよ。

道に沿ってある小さな水路は、谷の湧き水を集めたあと、
二階堂川に流れて、すぐに滑川と合流します。

目のまえを流れ過ぎていく、水の下りを見つめながら、
薬師堂ヶ谷の、奥へ、奥へ。


PB000810

PB000811

PB000809


覚園寺の拝観は、拝観の時刻が定められています。

平日は、10時 11時 13時 14時 15時
土・日・祝祭日は、これに12時の回が加わります。

それぞれの時刻に覚園寺へ行くと、
お寺の方が先導して、境内を案内してくれます。

他のお寺のように自由に歩きまわることはできませんが、
境内のことや、仏像のことについて、詳しいお話を聞くことができます。

拝観料は、500円です。

雨天・荒天・8月・年末年始は、拝観お休みのようです。
※ いずれも2016年11月時点


PB000812


予定していた拝観時刻の10分前、覚園寺に到着。
山門をくぐると、すぐ正面にお堂が見えます。

こちらが覚園寺の本堂なのかな?と思いきや、
すぐ正面のお堂は、明治に廃寺となった大楽寺の愛染堂なんだそうです。

お寺の方の案内は、愛染堂の前からスタートします。

このときの回は、私のほかに、鎌倉旅行ツアーのグループと、
何組かの個人の拝観者たち、合計でおよそ20人ほどでした。


PB000813


お寺の方の話を聞きながら、
谷奥の境内を、みんなでゆっくりと歩いていく。

大木を見あげる、薬師堂で合掌、古家で受ける授業。
ひとつひとつの歩みと、落ち葉の色、見ず知らずの仲間たちの後ろ姿。

初めて鎌倉でこんな過ごし方をした。
大人の修学旅行、って感じかな。

境内をぐるりと一周、50分間の拝観です。
写真撮影は一切禁止です。

カメラやスマホから自分自身を解放して、
50分間、谷に身を委ねました。


PB000814






関連記事
スポンサーサイト

 神奈川のお寺 北条得宗家

Comment

Add your comment

Latest