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Railtrip Landscape History

真田の天徳寺、佐奈田与一義忠


小田急線の急行・新松田ゆきに乗って、
鶴巻温泉駅に来ました。


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小学生のころ、学校の遠足で弘法山ハイキングをしたとき、
私はここで下車したことがありますよ、これで2回目の利用です。

素朴な感じの鶴巻温泉駅ですが、今まさに改装工事中です。
このときは、新たな跨線橋が組み立てられているところでした。

駅の風景がけっこう変わるのかも。


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鶴巻温泉駅から南へ歩き、程なくして、県道612号に入りました。
すると、道のわきに大きな木を見つけましたよ。

ほら、デカイんですよ、存在感に圧倒されちゃいます。
鶴巻の大欅、樹齢600年、県内でいちばん太いケヤキなんだそうです。


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さらに南へ歩き、秦野市鶴巻から、平塚市真田に入り、
そして、真田橋から大根川を渡りました。


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丹沢エリアを走る小田急線の駅から歩いてすぐのところに、
平塚市の表示があるなんて、

平塚は相模の海岸沿いの街ってイメージをもつ私には、けっこう意外です。
平塚の市域は、わりと内陸のほうまで広がっているんですね。

大根川は、このあと鈴川と合流して、花水川へと流れ、
平塚と大磯のあいだで、相模湾に注ぎ込みます。


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そして、私は、真田橋のすぐ南側にある、
萬種山 天徳寺をお参り。

天徳寺は、真田義忠(佐奈田義忠)の菩提を弔うために、
天正年間(1573-1593・戦国時代の終わりころ)に造立されたそうです。
(説明板より)


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この平塚市真田のエリアは、かつて、相模国大住郡佐奈田といい、
佐奈田を領した武士の一族、佐奈田氏(真田氏)の発祥の地なのです。

真田氏というと、戦国時代の真田幸村(信繁)が有名ですが、
その真田氏と、この佐奈田氏は、時代も場所もべつの存在。

佐奈田氏の初代、佐奈田義忠は、
平安末期に、源頼朝に協力し、鎌倉幕府の成立に貢献した人物です。


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上の写真は、境内にある、佐奈田与一義忠の与一堂。
お堂には、三浦氏の家紋、丸に三つ引がありました。

佐奈田義忠は、1180年の頼朝の挙兵に父・岡崎義実とともに参加し、
石橋山の合戦で敵の武将と戦い、討死にしました。(享年25)

その佐奈田義忠の忠義に報いるため、頼朝は、1189年ころ、
鎌倉の北に、証菩提寺(横浜市栄区)を建立し、義忠の供養をしています。


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天徳寺のある場所は、
大根川の流れる低地から、一段あがった丘の中腹。

境内の周辺は、真田城でもあったようです。
お寺の創建から考えて、後北条氏の時代までは小さなお城があったのかも。







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