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Railtrip Landscape History

長寿寺と足利尊氏


鎌倉 山ノ内の、長寿寺を訪ねてきました。


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長寿寺の前の、鎌倉と北鎌倉とを結ぶ山内道は、
明月院や建長寺などがあり、車の通行が激しく、人の往来も盛んな道。

その山内道から、扇ヶ谷へと抜ける坂道は、亀ヶ谷坂切通し。
車が通行止めになっていることもあり、鎌倉では貴重な、静かな道。

それらの道の接点に、長寿寺はあります。

長寿寺の公開は、季節限定、曜日も限定されています。
いままで、お寺の前を何度か通りながらも、拝観できずにいました。


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鎌倉幕府が滅亡 (1333年) した後、足利尊氏が邸跡に、1336年に創建。
お寺の名前は、尊氏の関東での法名・長寿寺殿に由来するようです。
(お寺のパンフレットより)

足利氏の鎌倉の邸宅といえば、
金沢街道 (六浦道) 沿いにある、浄妙寺がまず頭に浮かびます。

鎌倉幕府を滅ぼすこととなった戦い (元弘の乱。1333年) では、
足利尊氏は六波羅を攻撃するために京に出陣し、そのまま後醍醐天皇の新政に参加。

その後、関東で中先代の乱 (1335年) が起きたため、
足利尊氏は鎌倉に下向しました。

長寿寺の邸宅は、その時に、尊氏が鎌倉に設けた新邸だったのかも。
「 大河ドラマ・太平記 」 にもそんな描写があったはず (登子さんへの手紙のなかで)。


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ご本尊様をお参りしたあと、拝観順路に従って、
建物内の各部屋をまわり、そして、お庭を歩きました。

長寿寺の境内では、静かにすること、を求められます。

建物の北面は苔の庭が、南面は石庭と庭木の組み合わされた景観。
それを部屋の片隅から、静かに眺める。

庭も、部屋も、シンプルで、丁寧で、
そして、よく掃除がされていました。

そういう空間で過ごすのにふさわしい方法は、
やはり、静かにすること、なんだろうと感じた。


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春の公開は、4月 - 6月、秋の公開は、10月・11月。
その期間中の、金曜・土曜・日曜と、祝日のみ。

10時 - 15時。
雨天中止。(お寺のパンフレットより)

拝観料は、300円でした。
(いずれも、2016年5月時点)






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