FOR A WALK

in the landscape

鎌倉坂ノ下、海月楼の跡あたり



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鎌倉文学館で購入した、萩原朔太郎の生誕130年の特別展、
「マボロシヲミルヒト」(平成28年開催)の図録を頼りに、

萩原朔太郎が、1916年(大正5年)の12月から、
翌年2月まで過ごしたという、旅館・海月楼の跡地を探しました。

萩原朔太郎は病気療養をかねて、鎌倉坂ノ下にある海月楼に滞在し、
第一詩集となる『月に吠える』を編集した。



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私は詩を思ふと、烈しい人間のなやみと、
そのよろこびとをかんずる。

詩は神秘でも 象徴でも 鬼でもない。
詩はただ、病める魂の所有者と 孤独者との
寂しいなぐさめである。

詩を思ふとき、私は人情のいぢらしさに
自然と涙ぐましくなる。
萩原朔太郎 『月に吠える』 序より





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画一的な社会において、すでに多様性に生きる人は、
自ずから孤独者とならざるを得ない。

多様性の世界では、孤独は尊重される。
孤独なその人は、そこではもはや孤独ではない。

しかし、もしその多様性が一元的であるならば、
その人はやはり病みし孤独者とならざるを得ない。



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  近代文学 萩原朔太郎

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