Ce n'est rien.

poesy from hasard objectif

夏目坂、漱石山房



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東京メトロ副都心線の西早稲田駅を出て、
学習院女子大学のわきを歩き、戸山公園(箱根山)へ。

少年たちの野球を見ながら、ワセダベーカリーのパンを食べたあと、
早稲田大学の手前にある、穴八幡宮をお参りしました。

穴八幡宮は、蟲封じの祈祷で有名なんだそうで、
かつて、夏目漱石の夫人が、漱石の蟲封じにお参りをしたという。



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境内からすこし歩くと、東京メトロ東西線の早稲田駅の出入口があり、
そこから南へと伸びる坂は、夏目坂といいます。

坂のいちばん下には、夏目漱石誕生の地碑。

夏目漱石は、牛込馬場下横町周辺の名主・夏目家の末っ子として、
1867年(慶応3年)に、この地に生まれた。
(説明板より)



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近代の文豪なんて、どうせオヤジの説教臭いんだろうな、
なんて生意気なことに、食わず嫌いして読書を避けてきたのですが、

萩原朔太郎の詩や小説に親しみを覚えてからというもの、
明治から大正時代の本に、少しずつ興味をもち始めている。

いまは、夏目漱石の『それから(新潮文庫)』を読んでいます。
そんなこともあって、漱石山房記念館を訪ねてきました。



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漱石山房がある漱石公園は、夏目漱石が、1907年(明治40年)から、
1916年(大正5年)に亡くなるまで住んだ場所。

記念館には、その当時の漱石の書斎が再現されています。
三四郎、それから、門、こゝろ、道草などは、ここで執筆されたらしい。

(新宿区立漱石山房記念館)
http://soseki-museum.jp/



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館内のブックカフェで一息ついたあと、
漱石がそうしたように、早稲田から神楽坂へと歩きました。

現在の社会は、戦前のころの雰囲気に似てきていると、
たびたび耳にすることがある。

時代は常に動いていくが、旧時代と新時代が交錯するなかで、
その社会的矛盾を一箇所に集めてしまったような個人が存在する。

彼らの多くは自殺をしてしまい、
ほんの一握りの人だけが文字を残すのかもしれない。



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