saunterer

Railtrip Landscape History

足利学校と、足利のゆるい空気



PB001477

PB001478

PB001479

PB001480

PB001481

PB001482



足利のまちにある、日本最古の学校こと、
足利学校を訪ねてきました。

足利学校は、儒学、易学、兵学、医学などを教えた、中世の教育機関。
室町時代から戦国時代にその最盛期があったそうです。

関東管領の上杉憲実や、小田原の北条氏政が、
足利学校の再興をしたんだとか。

「足利学校」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。2016年12月18日 (日) 07:29
URL: http://ja.wikipedia.org/wiki/足利学校


次世代の軍師を育てるために、秘蔵っ子を足利学校に送りこむ、
という時代小説(「早雲の軍配者」 富樫倫太郎)を、私は思い出します。

受付にて、参観料(420円)を支払って渡されたチケットは、
入場券ならぬ、足利学校入学証でした。



PB001483

PB001484

PB001485

PB001486



足利学校は、明治5年(1872年)に廃校になり、
建物の多くは撤去されてしまったそうです。

現存するのは、孔子廟と、学校門などのいくつかの門。
方丈・書院・庫裡などの建物は、1990年に、当時の姿を復原したもの。

上の写真、机に書物が置かれているのは、復原された衆寮です。
学生たちが勉強し、生活をした、学生寮(江戸中期)だったらしい。
(説明板より)

学校に収蔵されているたくさんの書物は、
国内のみならず、中国(宋・元・明)や、朝鮮などのものも。

後北条氏が滅んだあと、豊臣秀次がそうした書物を持ち出そうとしたが、
徳川家康によって保護されたと、受付で放映されていたビデオで紹介されてました。

一方で、家康は、金沢文庫(神奈川県)の書物を持ち出している。
良質な書物を手元に置いておくことが、権力者にとって重要だったのかも。



PB001487

PB001488

PB001489



足利学校は、復原された建物が多いながらも、
現役当時のままのような、生の空気が流れている。

足利学校で生活したたくさんの学生たちが、学びのなかで耕した、
なんらかの精神的な資源が、この土地に蓄積されていて、
いまでも足利のまちの肥料になっているような。

「足利には、独特のゆるい空気が流れている。」
(「まちをあるこう Texi」より)

この町の車は、丁寧に左右を確認して、角を曲がっていく。
私の町では、みんな前しか見ていない。

足利のゆるい空気は、まちに蓄えられている、
ひとの精神の豊かさなのかもしれない、と勝手に解釈した。



PB001490









関連記事
スポンサーサイト

 戦国時代

Comment

Add your comment

Latest