TAKE YOU FOR A WALK

When The Setting Sun

Archive: 2018年05月

芥川龍之介の田端の旧居跡

 26, 2018

田端にある芥川龍之介の旧居跡。大正時代に文豪、詩人たちを集めた文士の村は、戦争による被害で大きく失われてしまったらしい。それでも古い面影が残っているかとおもったが、縦横無尽の大きな街路に、いかにも今風の新たな住宅、道を行くのは今風の夫婦で、ときどきは昔風のおじさんも。私の地元とさほど変わりがない風景。芥川龍之介の故地を訪ねようと思ったのは、萩原朔太郎が龍之介と交際していたのを知ったから。二人に親交...

田端文士の村

 23, 2018

JR山手線の、田端駅から南へ500メートル程、谷田橋の交差点を西へ入ったところにある、小さなお社。この田端水神稲荷神社のちかくで、詩人の萩原朔太郎が、1925年(大正14年)の4月から11月までの、約8か月を過ごしたらしい。朔太郎は、38歳のときに前橋から上京、まず大井町に住み、それから田端に転入し、妻の療養のため鎌倉へと移った。大正当時の田端は新興住宅地だったそうで、芥川龍之介を中心とした文士の村が形成されて...

撫子、サツキ、我ら

 17, 2018

冬がこもり、春がくれば、いままで鳴かなかった鳥がきて鳴き、咲かなかった花も咲く。鳥が鳴けば嬉しく、花が咲けば愛でて、緑のさかんな茂りに生命を感じる。私たちは自然に帰りたいのではない。私たちは人間に帰りたいのだ。帰りの道がそれぞれに違うとしても。...

ぶらりと宇都宮

 14, 2018

ぶらりと北関東、ぶらりと宇都宮。私の地元・川崎から宇都宮へと向かうには、東京メトロから東武伊勢崎線へ直通するパターンと、JRの湘南新宿ラインから宇都宮線に直通するパターンがある。移動の時間はJRのほうがいくぶん早いが、青々とした水田、利根川をわたる土堤、部活の高校生たち、旅の郷愁を誘ってくるのは、東武線のほう。宇都宮城址の公園から、二荒山神社へ。そして、オリオン通りを歩きました。アーケード商店街がある...

価値観の自由遊泳

 11, 2018

現在の神奈川県において、もっとも街の開発が盛んな場所は、第一に川崎市で、第二は海老名市だろうと思う。駅前が街区となり、商業施設やタワーマンションが建設され、その周辺には街の消費を担うべき住民の宅地が配備される。そうした町の急激な変化により、その土地の従来の人々の価値観と、新たな人々の価値観、その両者の錯綜が、ひそかに起こる。90年代の変革による、新たな経済思想が広まり、都会と郊外の乖離が進むなかで、...

風の強い相模川にて

 07, 2018

5月の相模川の恒例行事、相模の大凧。この日は風が強すぎて、大凧は空に上がらなかったけど、中凧や小凧はびゅんびゅんと風に乗っていました。そして私といえば、この時期はきまって日に焼けて、鼻のあたまを真っ赤にして過ごすのです。...