FOR A WALK

my sauntering memo

Category: 鎌倉

在りし日の鎌倉

 31, 2018

昭和12年、鎌倉の寿福寺境内に暮らしていた、詩人の中原中也は、第二詩集『在りし日の歌』の原稿を、鎌倉の扇ヶ谷、亀ヶ谷坂に向かう途中の、どうやらこの写真の界隈に当時の家があった友人の小林秀雄に託した。昭和十二年 九月二十四日(金曜)「在りし日の歌」原稿。清書。昭和十二年 九月二十六日(日曜)小林訪問。(中原中也全集 4 日記より)私はこれまで、鎌倉の街を歩くとき、鎌倉時代ばかりを見てきましたが、今年になっ...

寿福寺と、中原中也

 27, 2018

鎌倉の、寿福寺です。はじめて寿福寺にいったのは、中学生の遠足で、とくに何にも思わずに、ただ参道を歩いてました。つぎに寿福寺に行ったとき、北条政子と源実朝の墓をお参りに、裏手の墓地の、岩窟のなかを眺めてました。やがて寿福寺の場所が、源義朝の屋敷だったと教わりまして、鎌倉時代の古地を求めにいきました。そしていま寿福寺を訪ねたのは、詩人の中原中也が、境内のどこかにあった住居で、人生の末期を過ごしたと知っ...

フラワーセンター大船の初秋

 21, 2018

観音さまをお参りしたあと、柏尾川に沿って西へと歩き、すぐ近くにある、フラワーセンター大船植物園へ向かいました。玉縄首塚のところで旧道に入り、和菓子屋の「もり」さんの豆大福を買って、食べ歩き。この町を歩くのにぴったりの優しい味でした。パン屋さんもあったけど、ちょうど定休日で残念だったな。そして、フラワーセンター大船。夏から秋へと移り変わる時期に、森の小道、サルスベリ、屋内のスイレン、ひょうたんのアー...

大船の観音さまの下で

 19, 2018

大船の観音さまは、JR大船駅の西側の、柏尾川をはさんだ丘の上に。南無観世音菩薩。...

鎌倉坂ノ下、海月楼の跡あたり

 15, 2018

鎌倉文学館で購入した、萩原朔太郎の生誕130年の特別展、「マボロシヲミルヒト」(平成28年開催)の図録を頼りに、萩原朔太郎が、1916年(大正5年)の12月から、翌年2月まで過ごしたという、旅館・海月楼の跡地を探しました。萩原朔太郎は病気療養をかねて、鎌倉坂ノ下にある海月楼に滞在し、第一詩集となる『月に吠える』を編集した。私は詩を思ふと、烈しい人間のなやみと、そのよろこびとをかんずる。詩は神秘でも 象徴でも 鬼...

北鎌倉から、文学館まで

 12, 2018

北鎌倉駅から、亀ヶ谷切通しを抜けて、鎌倉のまちを南西へと進み、鎌倉文学館まで歩きました。散歩のときは、スマホやタブレットを一切使用しないので、なかなかアナログな旅をしているな、なんて自分で思ってたのですが、写真はデジカメで撮影しているし、散歩をするにあたってのデータは、ネットで調べて、サーバーに保存している。そのデータを、手帳やメモ帳に書き起こしているときの自分はアナログだが、そうしてマップや計画...

相模湾を抱えるように

 03, 2017

片瀬から、腰越、七里ヶ浜、稲村ヶ崎まで、江ノ電の線路に沿って歩きました。江の島の向こうに見える箱根の山々と、そのさきに伸びるのは、伊豆半島。それと対をなすように、視界の左手には、三浦半島の町々が、陸の先端まで続いている。海を両手で抱え込むようにして、二つの半島が存在し、相模の海が 「 湾 」 であることが、鎌倉からはよく分かります。水平線に浮かぶ伊豆大島を合わせると、まるで内海、ひとつの大きな湖のよう...

朝夷奈切通・Asaina Pass

 10, 2016

鎌倉の北東にある、朝夷奈切通。鎌倉と六浦をむすぶ、鎌倉幕府がつくった道です。六浦の港は、全国各地や、宋との貿易をするための、鎌倉幕府の海運の拠点でした。港から鎌倉市中へ、物資をスムーズに輸送するため、1241年、北条泰時により、朝夷奈切通は開削された。切通の、鎌倉サイドには、まるで川の浅瀬を歩くような、石の段々。朝夷奈切通の名物であり、最大の難関地点でもあります。すってんころりんしないように、くれぐれ...

八景から、鎌24バスで、十二所へ

 06, 2016

横浜から、京浜急行の快速特急に乗り、上大岡、金沢文庫、そして、金沢八景駅で下りました。八景駅前の工事、着実に進んでいるようです。シーサイドラインの新たな駅が築かれつつあったし、そこへ通じるための高架線の橋脚も立てられていました。名物の歩道橋は、ほぼ撤去されていましたよ。前に来たとき歩いておいて良かった。八景からは、バスで移動です。京浜急行バスの、鎌24系統・鎌倉ゆきに乗りました。金沢八景駅と鎌倉駅を...

鎌倉・薬師堂ヶ谷の、覚園寺

 14, 2016

鎌倉の路地裏、民家の塀に広がる、葉っぱの赤い彩り。今年は寒くなるのが早かったわりに、鎌倉の紅葉の季節は、まだもう少しさきのようです。この週末、赤い葉っぱを見かけたのは、この路地裏だけだったし、イチョウの木は、ほんのり黄色くなり始めたばかりでした。私は、鎌倉駅から、幕府の路地を抜けて、大蔵へ。六浦道に入り、岐かれ道を左へ曲がると、鎌倉宮に着きます。さらに、鎌倉宮から北西へ向かう道を歩きました。薬師堂...