FOR A WALK

in the landscape

Tag: 鎌倉幕府

大切岸、チーズパン、葉山海岸

 29, 2017

冬の陽射しに照らされて肌白く光る、鎌倉の岩の壁。800メートルの長さをもつ崖は、さながら城壁のよう。名越切通しの道中にある、この大切岸(おおきりぎし)は、鎌倉幕府が、南東方面からの攻撃を防ぐために築いたのではないか。かつてはそう考えられていましたが、発掘調査の結果、それは否定され、石材をきりだすための、石切り作業場だったことが確認されました。大切岸を見物したあと、私は逗子駅のほうへと歩きました。鎌倉...

放生会、お潮井浜、ナガタパン

 27, 2017

大きな鳥居、そこから伸びる500メートルほどの参道を、露店の幔幕が余地なくならび、集いし人々進みゆく。ここは、福岡市東区にある、筥崎宮。平安時代の創建で、三大八幡宮のひとつらしい。この日は、放生会とよばれる祭事の期間中で、すごい人出でした。私は、天神駅から、福岡市地下鉄空港線・箱崎線に乗って、5駅目のところにある筥崎宮の最寄駅、箱崎宮前駅で下車しました。空港線と箱崎線は、中洲川端駅を経由した直通運転も...

佐奈田霊社、石橋山古戦場

 08, 2017

東海道線の、早川と根府川のあいだ。石橋と米神にまたがって位置する、ここは石橋山のエリアです。山の一角にある、佐奈田霊社をお参り。平安末期の武士、佐奈田義忠を祀る神社です。佐奈田義忠は、治承4年(1180年)8月23日におきた、石橋山の戦いに、源頼朝の軍の先鋒として参加していました。そして、敵の武将、俣野景久・長尾定景と戦闘になり、家臣の文三家安とともに、この地で討死にした。(享年25)吾妻鏡には、1190年に頼...

BUNKO RED

 13, 2016

金沢文庫駅の東にある、称名寺へ。称名寺は、1258年に建てられた、北条実時(金沢実時)の持仏堂が起源で、その後、1267年、極楽寺の忍性が推薦した、審海という僧が開山し、真言律宗の寺となったそうです。その1267年から、来年で、750年。さらに、忍性の生誕(1217年)から、来年で、800年。それを記念した企画展が、称名寺のとなりの県立金沢文庫で、12月18日まで開催されています。金沢文庫の展示は、私にとってはいつも、レベ...

朝夷奈切通・Asaina Pass

 10, 2016

鎌倉の北東にある、朝夷奈切通。鎌倉と六浦をむすぶ、鎌倉幕府がつくった道です。六浦の港は、全国各地や、宋との貿易をするための、鎌倉幕府の海運の拠点でした。港から鎌倉市中へ、物資をスムーズに輸送するため、1241年、北条泰時により、朝夷奈切通は開削された。切通の、鎌倉サイドには、まるで川の浅瀬を歩くような、石の段々。朝夷奈切通の名物であり、最大の難関地点でもあります。すってんころりんしないように、くれぐれ...

八景から、鎌24バスで、十二所へ

 06, 2016

横浜から、京浜急行の快速特急に乗り、上大岡、金沢文庫、そして、金沢八景駅で下りました。八景駅前の工事、着実に進んでいるようです。シーサイドラインの新たな駅が築かれつつあったし、そこへ通じるための高架線の橋脚も立てられていました。名物の歩道橋は、ほぼ撤去されていましたよ。前に来たとき歩いておいて良かった。八景からは、バスで移動です。京浜急行バスの、鎌24系統・鎌倉ゆきに乗りました。金沢八景駅と鎌倉駅を...

寿福寺 Springtime in Kamakura

 19, 2016

鎌倉 扇ヶ谷の、寿福寺を訪ねました。まぶしい緑の参道。古刹の境内に差し込む、若々しい輝き。新しい葉っぱって、触るとフワフワっとしてるんですよね。とくに、イヌツゲのフワフワ感は気持ち良すぎる。寿福寺は、本堂まわりは立入禁止になっています。なので、この数十メートルの参道を往復して、空間を楽しむ。北条政子によって建立された、寿福寺。源頼朝が死去した翌年、1200年に、栄西 (臨済宗の祖) を招いての開山でした...