Ce n'est rien.

Railtrip Landscape History

Tag: 眺望

吾妻山は暗くなり

 22, 2018

こないだ行った岬が見えて、月の闇夜を思い出す。しんみり静かな風が吹き、ますますあたりは暗くなり、故郷をなくした人々に、花が、鳥が、山がよびかける。人は人らしく生きたまえ。滅ぶとしても、滅ばぬとしても。...

大磯の高田公園の南側斜面から

 20, 2018

湘南平でしばし過ごしたあと、大磯駅まで下ろうとしていた私は、山道の途中で、トレッキングの紳士とすれ違う。「高田公園からの眺めが素晴らしいですよ。」思わぬ出会いと、思わぬアドバイスのさきに、思わぬ風景と、思わぬ感激が待っていた。ありがとうございます。...

湘南平から眺める

 17, 2018

東海道線の大磯駅から、テレビ塔を目印に、湘南平をのぼりました。いくつかの小さな山が連なって、ひとつの丘陵になっている、湘南平の標高は、181m。軟弱な足腰をもつ私は、息ぎれしつつの登山をして、前を行く元気な少年に励まされながら、ようようと、山頂の公園にたどり着きました。そこのベンチに座って、駅前で買ってきたパンを食べた。公園の、どこにいても展望台。相模湾とその海岸線、伊豆と三浦と房総の半島、伊豆大島に...

真鶴、番場浦の初日の出

 03, 2018

真鶴半島の岬のとなりにある、番場浦。初日の出の太陽を、三つ石のあいだに望める場所として有名ですが、それを撮影するには、知識と、経験と、行動力が必要みたい。「階段が多くて疲れたけど、良い新年を迎えられましたわ。」友達にそう話す女の子の言葉は、ここに集まったすべての人が、ともに分かち合ったおなじ想いだったはず。真鶴駅から、真鶴岬までは、およそ3.5キロの距離があります。往復で7キロと遠いので、車を利用する...

暁の真鶴

 02, 2018

一月一日 未明、暗がりの街を走る小田急線。その車内にて、右の窓に見える、象牙の月輪。年明けて部屋を出たときから、私の前に月は浮かんでいた。月との対面、月とのつれあい。ロマンスカーは静まりの車内、過ぎゆく駅のホームには、非日常にいる人々と、日常生活をする彼ら。新年あけましておめでとうございます。小田原から、東海道線の始発で、真鶴へ。静まりの町の、静まりの峠道、この星の輪郭がぼんやり光る。そうして私は...

長者ヶ崎の日没

 03, 2017

やっぱり、神奈川の海は、冬だな。日が沈んだあとの、うす暗闇も楽しみつつ、京浜急行バスを待ちました。...

大切岸、チーズパン、葉山海岸

 29, 2017

冬の陽射しに照らされて肌白く光る、鎌倉の岩の壁。800メートルの長さをもつ崖は、さながら城壁のよう。名越切通しの道中にある、この大切岸(おおきりぎし)は、鎌倉幕府が、南東方面からの攻撃を防ぐために築いたのではないか。かつてはそう考えられていましたが、発掘調査の結果、それは否定され、石材をきりだすための、石切り作業場だったことが確認されました。大切岸もやはり、まんだら堂やぐら群と同じく、鎌倉中期、1260...

舞鶴公園、天守台からの日没、大濠公園

 01, 2017

どんなに西に進んでも、太陽は西に沈んでいく。どんなに西に進んでも、この国の町は続いている。疲れ果てた太陽の、最後の輝き、最後の嘆き。明日もまた、太陽はのぼらなければならない。...

奈良県庁の屋上広場

 01, 2017

二日目の奈良、春日大社をお参りしたあと、高畑町、浮見堂と歩き、奈良県庁へ。平城宮跡のボランティアガイドさんに薦めてもらった、県庁の屋上広場(無料)にいきました。西には、奈良の町が広がり、背景には生駒山が浮かんでいる。昨日訪ねた平城宮跡の、朱雀門と大極殿も見えましたよ。東には、東大寺・春日大社の境内のみどり、伽藍の屋根がぽこぽことあり、そのまま、若草山、春日山につながっている。東京なんかと違って、飛...